2012年10月30日
船底の保護
初めてカヤックを海で出したのは三重県の漁港から。
準備をしていると、地元の漁師さんが興味深々寄ってきて、あれこれと聞かれました。
このエンジン何馬力だぁ~?とか、これいくらぐらいするんだぁ~?っとか。
色々しゃべりながら準備を済ませ、いざ漁港のスローブからカヤックを引きずって出廷しようとした瞬間。
その漁師さんの眼の色が変わって、
いかんいかん、どんなプロでも船底を張り直す事は出来ないんだぞ。船は引きずっちゃあ絶対に駄目だ。
っと、おしかりを受けました。
なるほどなぁ~、プロは、そこまで船底を大事にするんだ。
プロにとって確かに命を乗っけているんだから当たり前の事何だろう。
っと感心しながら出航し、海上を走って再び上陸。
船底を調べてみると、何と傷だらけではありませんか。
漁港のスローブを引きずって出船したので、その時にカキ殻とか石とかで傷ついたのでしょう。
こりゃ~漁師さんが怒るのも当然だな・・・。
素人故の過ちではありましたが、その時以来、船底を非常に大事に気にするようになりました。
ただでさえ重いパスファインダー、出船の際は多少引きずったり回転させたりしないと出船出来ません。
その保護する為に、養生テープとアルミテープで地面と摩擦が起こりやすい場所を保護するようにしています。

養生テープ。yomoさんが使っていたので自分も使ってみたら、これが結構いい感じで、剥がれにくいし剥がしてもシールの粘着質の後が付かない。
写真は2種類の養生テープで、どちらかが安くて薄いタイプ、もう一方は少し高めで厚みがあるタイプです。まあ普通に考えて、擦れた時の保護なのですから、厚みがる方がいいでしょうね。
そしてアルミテープですが。

今までは、ただのアルミテープだけで使用していましたが、今回からはガラス繊維?が入った物を使って見ようと思います。

写真は砂浜に接岸した時に出来た傷跡です。
それほど勢いよく接岸したつもりは無かったのですが、接岸時に波でドッカーンっとやられて、こんな感じになりました。
アルミテープが破れるだけで、カヤック本体には傷は入っていません。
この時は、カヤックも自分も砂まみれになりました(笑)
パスファインダー(フリーダム全般)って、バウのキールがかなり盛り上がっているので、この場所に負担が掛かりやすいです。
何時か、この場所に穴が開いてしまうんじゃないかと・・・。
実は前回、ラダーテストを行った際、カヤックを持って水辺まで歩いている時に、つまずいてこけました(笑)
笑い事じゃなく、バウの先端からゴンっと鈍い音がしてカヤックは地面にぶつかりました。
ヤバい。たかが30㎝程度の高さから落ちただけですが、落ち方がゴンっとパイルドライバー状態で一点に重量が集中。
バウが割れていないか心配して調べましたが、取りあえずは何事もありませんでした。
ただアルミテープが、おそらく6~8枚程度重ねて貼ってあったのですが、写真のような感じで破れました。
良かった、アルミテープのおかげで事無きを得た。そう思いました。
アルミテープなので、物との形に戻せば、再び出船は可能。そのままラダーのテストを行いました。
っと、養生テープ&アルミテープの二つは、今では欠かす事の出来ない存在になっています。
っで、どんな感じで使うかと言うと。

先ずは養生テープをカヤックに貼り付けます。

さらに、その上からアルミテープを貼り付けます。
バウは負担が掛かるので、何回も何回も張り重ねます。
っで完成です。
これと、同じ事を、地面と接触しやすい場所にスターンとアウトリガーにも施します。
大体、そうですねぇ~、3~5回ぐらいは、そのまま使えるかな。
アルミテープが破れれば、さらにその上から貼り重ねるので、最終的には、艇の形が変わってしまうぐらい、かなりの厚さのになります(笑)

後ろはこんな感じです。

スターンのテープを剥がした時の写真です。
養生テープのおかげでカヤックに接着剤は付いていません。
薄らと白くなっている部分、これが初めて漁港から出船した際の傷です。
それ以降、船底にはほとんど傷は付けていません。
さて今まで、アルミテープでやってきましたが、今回からアルミガラスクロステープに変わりました。
アルミテープは手で簡単に破れるのですが、こいつは手で破く事が出来ません。
擦れにかなりの威力を発揮しそうです。
多分、問題ないと思いますが、アルミガラステープは初めてなので楽しみですね。
万が一、不都合がありましたら、記事本文に訂正を施したいと思っています。
何も訂正が無ければ問題無しって事で。
もっと強そうなものに、ステンレステープがありますが、加工しにくく貼りにくいっと聞いているので使った事がありません。
ステンレステープって、強度とか使い安さとか、どうなんでしょうか???
機会があれば調べたいですね。
追記
アルミガラステープ+養生テープだと、バウのカーブのところで剥がれてきました。
アルミテープの時は、そんな事は無かったのに。
アルミガラステープは柔らかいのが原因だと思われます。
次は、養生テープ+アルミガラス+アルミテープで固定したいと思っています。
準備をしていると、地元の漁師さんが興味深々寄ってきて、あれこれと聞かれました。
このエンジン何馬力だぁ~?とか、これいくらぐらいするんだぁ~?っとか。
色々しゃべりながら準備を済ませ、いざ漁港のスローブからカヤックを引きずって出廷しようとした瞬間。
その漁師さんの眼の色が変わって、
いかんいかん、どんなプロでも船底を張り直す事は出来ないんだぞ。船は引きずっちゃあ絶対に駄目だ。
っと、おしかりを受けました。
なるほどなぁ~、プロは、そこまで船底を大事にするんだ。
プロにとって確かに命を乗っけているんだから当たり前の事何だろう。
っと感心しながら出航し、海上を走って再び上陸。
船底を調べてみると、何と傷だらけではありませんか。
漁港のスローブを引きずって出船したので、その時にカキ殻とか石とかで傷ついたのでしょう。
こりゃ~漁師さんが怒るのも当然だな・・・。
素人故の過ちではありましたが、その時以来、船底を非常に大事に気にするようになりました。
ただでさえ重いパスファインダー、出船の際は多少引きずったり回転させたりしないと出船出来ません。
その保護する為に、養生テープとアルミテープで地面と摩擦が起こりやすい場所を保護するようにしています。
養生テープ。yomoさんが使っていたので自分も使ってみたら、これが結構いい感じで、剥がれにくいし剥がしてもシールの粘着質の後が付かない。
写真は2種類の養生テープで、どちらかが安くて薄いタイプ、もう一方は少し高めで厚みがあるタイプです。まあ普通に考えて、擦れた時の保護なのですから、厚みがる方がいいでしょうね。
そしてアルミテープですが。
今までは、ただのアルミテープだけで使用していましたが、今回からはガラス繊維?が入った物を使って見ようと思います。
写真は砂浜に接岸した時に出来た傷跡です。
それほど勢いよく接岸したつもりは無かったのですが、接岸時に波でドッカーンっとやられて、こんな感じになりました。
アルミテープが破れるだけで、カヤック本体には傷は入っていません。
この時は、カヤックも自分も砂まみれになりました(笑)
パスファインダー(フリーダム全般)って、バウのキールがかなり盛り上がっているので、この場所に負担が掛かりやすいです。
何時か、この場所に穴が開いてしまうんじゃないかと・・・。
実は前回、ラダーテストを行った際、カヤックを持って水辺まで歩いている時に、つまずいてこけました(笑)
笑い事じゃなく、バウの先端からゴンっと鈍い音がしてカヤックは地面にぶつかりました。
ヤバい。たかが30㎝程度の高さから落ちただけですが、落ち方がゴンっとパイルドライバー状態で一点に重量が集中。
バウが割れていないか心配して調べましたが、取りあえずは何事もありませんでした。
ただアルミテープが、おそらく6~8枚程度重ねて貼ってあったのですが、写真のような感じで破れました。
良かった、アルミテープのおかげで事無きを得た。そう思いました。
アルミテープなので、物との形に戻せば、再び出船は可能。そのままラダーのテストを行いました。
っと、養生テープ&アルミテープの二つは、今では欠かす事の出来ない存在になっています。
っで、どんな感じで使うかと言うと。
先ずは養生テープをカヤックに貼り付けます。
さらに、その上からアルミテープを貼り付けます。
バウは負担が掛かるので、何回も何回も張り重ねます。
っで完成です。
これと、同じ事を、地面と接触しやすい場所にスターンとアウトリガーにも施します。
大体、そうですねぇ~、3~5回ぐらいは、そのまま使えるかな。
アルミテープが破れれば、さらにその上から貼り重ねるので、最終的には、艇の形が変わってしまうぐらい、かなりの厚さのになります(笑)
後ろはこんな感じです。
スターンのテープを剥がした時の写真です。
養生テープのおかげでカヤックに接着剤は付いていません。
薄らと白くなっている部分、これが初めて漁港から出船した際の傷です。
それ以降、船底にはほとんど傷は付けていません。
さて今まで、アルミテープでやってきましたが、今回からアルミガラスクロステープに変わりました。
アルミテープは手で簡単に破れるのですが、こいつは手で破く事が出来ません。
擦れにかなりの威力を発揮しそうです。
多分、問題ないと思いますが、アルミガラステープは初めてなので楽しみですね。
万が一、不都合がありましたら、記事本文に訂正を施したいと思っています。
何も訂正が無ければ問題無しって事で。
もっと強そうなものに、ステンレステープがありますが、加工しにくく貼りにくいっと聞いているので使った事がありません。
ステンレステープって、強度とか使い安さとか、どうなんでしょうか???
機会があれば調べたいですね。
追記
アルミガラステープ+養生テープだと、バウのカーブのところで剥がれてきました。
アルミテープの時は、そんな事は無かったのに。
アルミガラステープは柔らかいのが原因だと思われます。
次は、養生テープ+アルミガラス+アルミテープで固定したいと思っています。
Posted by 淳二 at 16:18│Comments(4)
│カヤック艤装、その他工夫
この記事へのコメント
へぇ、いいものがあるんですね。
ホームセンターに普通に売ってますか?
ホームセンターに普通に売ってますか?
Posted by 岐阜の釣り人 at 2012年10月31日 10:46
岐阜の釣り人さんこんばんは
船底の保護になるので、結構いいですぜ。
どちらもホームセンターで普通に売っている商品です。
船底の保護になるので、結構いいですぜ。
どちらもホームセンターで普通に売っている商品です。
Posted by つりらー at 2012年10月31日 18:04
おお!アルミガラスですか。ガードばっちりですね。
yomoは艇上でズボンのチャックが壊れた時、養生テープ
で補修し、帰りに忘れてそのままコンビニに入り、視線で
気づきましたが恥ずかしい思いをしたことがあります(恥)。
yomoは艇上でズボンのチャックが壊れた時、養生テープ
で補修し、帰りに忘れてそのままコンビニに入り、視線で
気づきましたが恥ずかしい思いをしたことがあります(恥)。
Posted by yomo at 2012年10月31日 23:42
yomo さんこんにちは
結構強そうでガードはばっちりっぽいです。
養生テープとのコンビで最高じゃないかなぁ??
今日使ってみましたが不都合はなかったです。
チャックは恥ずかしいですね(笑)
自分も今日、ドライスーツのおしっこチャック閉め忘れた状態でカヤックを水の中に入って洗い、大浸水です(笑)
結構強そうでガードはばっちりっぽいです。
養生テープとのコンビで最高じゃないかなぁ??
今日使ってみましたが不都合はなかったです。
チャックは恥ずかしいですね(笑)
自分も今日、ドライスーツのおしっこチャック閉め忘れた状態でカヤックを水の中に入って洗い、大浸水です(笑)
Posted by つりらー at 2012年11月01日 14:41