2007年07月13日
ライフジャケットと釣り場での危険について
いつも不思議に思う事がある。
渓流釣りをしている人が、渓流釣りの時ライフジャケットを付けてない事だ。
私自身もそう思っていながら、渓流においては、ライフジャケットを着用した事はない。
しかし海釣りにおいてはライフジャケットを着用している。
なぜ海釣りには着用して、渓流では着用しないのか?
おかしな話である。
どっちが危険なんだと聞かれれば、私はどっちも危険だと答えると思う。
海には波があるし、渓流には激しい流れがある。
どっちも巻き込まれれば、人間なんてひとたまりも無い。
少し前、長良川で鮎師の方が川に流されて亡くなった。
つい先日もTVニュースで鮎師が流されて行方不明だと放送していたらしい。
特に渓流釣りで転倒して流されると、ウェーダーを履いているため、ウェーダーの中の空気によって足だけが浮いて、頭は水の中になってしまう。
頭を上に出すのも大変な事らしい。
私も渓流で足を滑らせて水に落ちた事がある。幸い流れも無い場所で足も付く場所だったので何事も無く済んだ。
ただ足は付く場所ではあったのだが、ウェーダーの中の空気によって足が地面に付けられなかった。起き上がるのも一苦労であった。
立ち上がろうともがいてる私を見て、友人は笑っていた。
もしあの時流れがきつい場所だったらどうなるか?
想像するだけでも怖い事だ。
サツキマスを狙う場所で下が粘土状になっている場所がある。フェルトソールは全く効かない。非常にツルツルと滑る。
私は今年も転んだ。膝下ぐらいの水深だったので何事も無かったが、あの場所は気を付けていても滑る恐怖の場所だ。そんな場所が何箇所もある。
そんな場所は決まって流れのある場所だ。非常に危険だと思う。
長良川中流域で釣りをしていると、ラフティングの人達が流されてくる。ライフジャケットを着用しているので、ボートから落ちても楽しそうに川を下ってくる。
釣り師にとっては非常に迷惑な人達であるが・・・。
同じように釣り師が川を下れば一大事である。死なないために必死にもがく事だろう。
ライフジャケットを着用している人は楽しそうに川を下り、着用してない人は命の危機を感じながら川を下る。
ライフジャケットを付けていれば慌てることが無いかもしれない。
流されても体を水平に保てるのではないだろうか?。頭が水没せずに済むのではないか?
そんな事を考えてると何故、渓流釣りにはライフジャケットがないのが不思議に思う。
話は変わるが、関西系のソルトウォーター専門誌の8月号に、子供が大きなテトラポットの上に乗って、エギングをしている写真がある。子供も大人もライフジャケットは付けていない。
大人に至っては、半ズボンにビーチサンダルだ。
写真のコメントには、足場のいいテトラなら、子供でも十分釣りになる。となっている。
私は思う。
足場のいいテトラポットなんてあるのだろうか?
足場も高く、水深も深そうな場所だ。
もし子供が落ちたらどうなるのだろうか?
もし大人が落ちたらどうなるのだろうか?
海には突発的に大きな波が来るときがある。
沖磯でジギングをしている時、その波に見舞われた。
それまでべたなぎであったのに、急に波が高くなってきて、危険を感じた私は渡船屋に、すぐ迎えに来てくれと電話した。
そのすぐ後にさらに波が高くなり、私のいた場所は波に完全に洗われるようになり、私は高台に避難した。
渡船が向かえに来たが波が高く中々船を磯に付けられない。タイミングを見計らって船に飛び乗り事なきを得た。
同じように堤防でも、突発的な大きな波に見舞われた事がある。
テトラポットの上でジギングをしていた時だ。
その日は波があったので、水に濡れている場所から3~4M後ろでキャストしていた。
遠くの波が妙に大きな波のような気がしていた。
その波が近づいてきた時にようやく危険を察知して、走って逃げた。
走って逃げたのだが、波に追いつかれてテトラポットにしがみついて助かった。
もし私が最初の場所で波に気が付かなかったら、間違いなく波にさらわれていたはずだ。危なかった。
海にはそんな危険がたくさんあるにもかかわらず子供をテトラに乗せて釣りをしている写真や、半ズボンにビーチサンダルで大きなテトラで釣りをしている写真を載せて、何とも思っていない雑誌社の姿勢に対し非常に疑問を感じる。
その行為をまねる読者がいるかもしれないと思わないのか?
近いうちに抗議メールを送ろうかとも思っている。
色々書いたがこんな事を書いたのには理由があっての事だ。
最近釣り場での事故で救急車騒ぎになった。
私ではないが友人が命の危機にさらされた。
死んでるか、大怪我してても全然おかしくない事故であった。
生きて普通に生活しているのは運が良かったとしか言いようが無い。
そんな事もあってライフジャケットの事や釣り場での危険について少しだけ書きたくなったのだ。
釣りに行ったら危険がいっぱいある。
でも釣りはやめられない。
安全を最重要にしていかねばと。
渓流釣りをしている人が、渓流釣りの時ライフジャケットを付けてない事だ。
私自身もそう思っていながら、渓流においては、ライフジャケットを着用した事はない。
しかし海釣りにおいてはライフジャケットを着用している。
なぜ海釣りには着用して、渓流では着用しないのか?
おかしな話である。
どっちが危険なんだと聞かれれば、私はどっちも危険だと答えると思う。
海には波があるし、渓流には激しい流れがある。
どっちも巻き込まれれば、人間なんてひとたまりも無い。
少し前、長良川で鮎師の方が川に流されて亡くなった。
つい先日もTVニュースで鮎師が流されて行方不明だと放送していたらしい。
特に渓流釣りで転倒して流されると、ウェーダーを履いているため、ウェーダーの中の空気によって足だけが浮いて、頭は水の中になってしまう。
頭を上に出すのも大変な事らしい。
私も渓流で足を滑らせて水に落ちた事がある。幸い流れも無い場所で足も付く場所だったので何事も無く済んだ。
ただ足は付く場所ではあったのだが、ウェーダーの中の空気によって足が地面に付けられなかった。起き上がるのも一苦労であった。
立ち上がろうともがいてる私を見て、友人は笑っていた。
もしあの時流れがきつい場所だったらどうなるか?
想像するだけでも怖い事だ。
サツキマスを狙う場所で下が粘土状になっている場所がある。フェルトソールは全く効かない。非常にツルツルと滑る。
私は今年も転んだ。膝下ぐらいの水深だったので何事も無かったが、あの場所は気を付けていても滑る恐怖の場所だ。そんな場所が何箇所もある。
そんな場所は決まって流れのある場所だ。非常に危険だと思う。
長良川中流域で釣りをしていると、ラフティングの人達が流されてくる。ライフジャケットを着用しているので、ボートから落ちても楽しそうに川を下ってくる。
釣り師にとっては非常に迷惑な人達であるが・・・。
同じように釣り師が川を下れば一大事である。死なないために必死にもがく事だろう。
ライフジャケットを着用している人は楽しそうに川を下り、着用してない人は命の危機を感じながら川を下る。
ライフジャケットを付けていれば慌てることが無いかもしれない。
流されても体を水平に保てるのではないだろうか?。頭が水没せずに済むのではないか?
そんな事を考えてると何故、渓流釣りにはライフジャケットがないのが不思議に思う。
話は変わるが、関西系のソルトウォーター専門誌の8月号に、子供が大きなテトラポットの上に乗って、エギングをしている写真がある。子供も大人もライフジャケットは付けていない。
大人に至っては、半ズボンにビーチサンダルだ。
写真のコメントには、足場のいいテトラなら、子供でも十分釣りになる。となっている。
私は思う。
足場のいいテトラポットなんてあるのだろうか?
足場も高く、水深も深そうな場所だ。
もし子供が落ちたらどうなるのだろうか?
もし大人が落ちたらどうなるのだろうか?
海には突発的に大きな波が来るときがある。
沖磯でジギングをしている時、その波に見舞われた。
それまでべたなぎであったのに、急に波が高くなってきて、危険を感じた私は渡船屋に、すぐ迎えに来てくれと電話した。
そのすぐ後にさらに波が高くなり、私のいた場所は波に完全に洗われるようになり、私は高台に避難した。
渡船が向かえに来たが波が高く中々船を磯に付けられない。タイミングを見計らって船に飛び乗り事なきを得た。
同じように堤防でも、突発的な大きな波に見舞われた事がある。
テトラポットの上でジギングをしていた時だ。
その日は波があったので、水に濡れている場所から3~4M後ろでキャストしていた。
遠くの波が妙に大きな波のような気がしていた。
その波が近づいてきた時にようやく危険を察知して、走って逃げた。
走って逃げたのだが、波に追いつかれてテトラポットにしがみついて助かった。
もし私が最初の場所で波に気が付かなかったら、間違いなく波にさらわれていたはずだ。危なかった。
海にはそんな危険がたくさんあるにもかかわらず子供をテトラに乗せて釣りをしている写真や、半ズボンにビーチサンダルで大きなテトラで釣りをしている写真を載せて、何とも思っていない雑誌社の姿勢に対し非常に疑問を感じる。
その行為をまねる読者がいるかもしれないと思わないのか?
近いうちに抗議メールを送ろうかとも思っている。
色々書いたがこんな事を書いたのには理由があっての事だ。
最近釣り場での事故で救急車騒ぎになった。
私ではないが友人が命の危機にさらされた。
死んでるか、大怪我してても全然おかしくない事故であった。
生きて普通に生活しているのは運が良かったとしか言いようが無い。
そんな事もあってライフジャケットの事や釣り場での危険について少しだけ書きたくなったのだ。
釣りに行ったら危険がいっぱいある。
でも釣りはやめられない。
安全を最重要にしていかねばと。
Posted by 淳二 at 17:19│Comments(10)
│釣りと安全
この記事へのコメント
おしゃる通りだと思います。
私も何度か危険な目にあったことがあります。自然の猛威は体験しないと恐さはわからないですよね…
月曜は本当行くか行かないかはちゃんと考えないといけないなって思いました。
ありがとうございます!
私も何度か危険な目にあったことがあります。自然の猛威は体験しないと恐さはわからないですよね…
月曜は本当行くか行かないかはちゃんと考えないといけないなって思いました。
ありがとうございます!
Posted by kuni0331 at 2007年07月13日 22:00
kuni0331さんこんにちは
本当に自然は危ないです。今まで色々と怖い思いもしましたが大事にならずに済んでいました。
ただ今回は・・・f^_^;釣り場では無理しないようにしていきたいものです。月曜日は台風荒れ後になりそうで釣りができる状態になってくれるか少々心配ですね。
本当に自然は危ないです。今まで色々と怖い思いもしましたが大事にならずに済んでいました。
ただ今回は・・・f^_^;釣り場では無理しないようにしていきたいものです。月曜日は台風荒れ後になりそうで釣りができる状態になってくれるか少々心配ですね。
Posted by つりらー at 2007年07月14日 08:00
こんばんは。先ほどはコメントありがとうございました。これから宜しくお願いします。
わたしもこの雑誌読んでますのでこの記事も見ました。確かにおっしゃるとおりですね。実は私はサラっと読んでましたので気にしてませんでしたが、言われてみればこりゃ危ないですね。
つりらーさんは色んな経験されてるようで記事に重みがありますね。今一度考えさせられました。
わたしもこの雑誌読んでますのでこの記事も見ました。確かにおっしゃるとおりですね。実は私はサラっと読んでましたので気にしてませんでしたが、言われてみればこりゃ危ないですね。
つりらーさんは色んな経験されてるようで記事に重みがありますね。今一度考えさせられました。
Posted by maru at 2007年07月14日 19:22
どうも、はじめまして
わたしも最近までライジャケ持ってませんでしたが、釣行の時はいつもどきどきしてました、最近やっと買って、安心して行けるようになりましたが、一般的にはまだまだ普及してませんよね、みんなで呼びかけていけば、徐々に普及して、それが当たり前になると思います。ライジャケとゴミについては、みんなの草の根運動が大事だと思うので、私もつりらーさんを見習って呼びかけていきたいと思います
わたしも最近までライジャケ持ってませんでしたが、釣行の時はいつもどきどきしてました、最近やっと買って、安心して行けるようになりましたが、一般的にはまだまだ普及してませんよね、みんなで呼びかけていけば、徐々に普及して、それが当たり前になると思います。ライジャケとゴミについては、みんなの草の根運動が大事だと思うので、私もつりらーさんを見習って呼びかけていきたいと思います
Posted by ひで at 2007年07月14日 19:50
maruさんコメントどうもありがとうございます。
私と同じ愛知県西部なんですね!(^^)!
あの写真は本当にアウトです。雑誌社は何を考えているだか・・・(笑
危ない事も今まで紙一重で助かってきましたが、今回の友人の事故で私も考えさせられました。
どうぞこれから宜しくお願いします。m(__)m
私と同じ愛知県西部なんですね!(^^)!
あの写真は本当にアウトです。雑誌社は何を考えているだか・・・(笑
危ない事も今まで紙一重で助かってきましたが、今回の友人の事故で私も考えさせられました。
どうぞこれから宜しくお願いします。m(__)m
Posted by つりらー at 2007年07月14日 20:16
ひでさん初めましてm(__)m
やっぱりライフジャケット着てると多少なりとも安心感がありますよね。
まあ落ちても死ぬ事は無いだろうと(^^ゞ
エギングブームで本当に磯にアングラーが増えました。結構、軽装備の方も見受けられます。
死んだり、怪我したりは自己責任でもあるので仕方ありませんが、やはり家族の事とか考えるとそれだけではすまないような気がします。
そんな考えもあって今回ブログに載せたんですけどね。
しかし、ひでさんはたくさん釣りに行ってますね。羨ましいです。
北は根魚の魚影が濃いので面白そうですね。
やっぱりライフジャケット着てると多少なりとも安心感がありますよね。
まあ落ちても死ぬ事は無いだろうと(^^ゞ
エギングブームで本当に磯にアングラーが増えました。結構、軽装備の方も見受けられます。
死んだり、怪我したりは自己責任でもあるので仕方ありませんが、やはり家族の事とか考えるとそれだけではすまないような気がします。
そんな考えもあって今回ブログに載せたんですけどね。
しかし、ひでさんはたくさん釣りに行ってますね。羨ましいです。
北は根魚の魚影が濃いので面白そうですね。
Posted by つりらー at 2007年07月14日 20:38
ライフジャケットは最悪の場合の助け舟として必要です。
しかし基本は無理をしない事、危険を判断できること、釣りに余裕を持つ事(体力の限界)だといつも思ってます^^;
安全に楽しいつりを!
しかし基本は無理をしない事、危険を判断できること、釣りに余裕を持つ事(体力の限界)だといつも思ってます^^;
安全に楽しいつりを!
Posted by a_k at 2007年07月14日 21:05
そうなんですよね。
一番の基本は無理しない事なんですよね。
渡河する時やポイントにたどり着けるかの判断基準は、
迷った時はやめる。
急がば回れ。
これが判断基準になっています。(^^ゞ
今回友人はポイントに向かって最短距離で行ったみたいです。ジャンプ一発→落下でした。
一番の基本は無理しない事なんですよね。
渡河する時やポイントにたどり着けるかの判断基準は、
迷った時はやめる。
急がば回れ。
これが判断基準になっています。(^^ゞ
今回友人はポイントに向かって最短距離で行ったみたいです。ジャンプ一発→落下でした。
Posted by つりらー at 2007年07月14日 21:20
こんばんは。
ホントにそう思います!
海に出る時はライフジャケットは装備してますが、渓流は通常のベストだけですね・・。
なぜ渓流はライフジャケットないのでしょう。
自分は、渓に行った時はまず無理をしません。ギリギリと感じたときは迂回するようにしてます・・。
しかし、テトラでサンダルは海を舐めてるとしか考えられませんね!
ホントにそう思います!
海に出る時はライフジャケットは装備してますが、渓流は通常のベストだけですね・・。
なぜ渓流はライフジャケットないのでしょう。
自分は、渓に行った時はまず無理をしません。ギリギリと感じたときは迂回するようにしてます・・。
しかし、テトラでサンダルは海を舐めてるとしか考えられませんね!
Posted by 釣り太郎 at 2007年07月14日 21:39
釣り太郎 さんこんばんは、不思議なんですよね。渓流にライフジャケットが無いのが。
私も無理はせず必ず迂回します。
怖い思いをした人はきっとそうすると思います。
テトラでサンダル&短パンはかなりヤバイと思います。雑誌社があんな写真を載せているのも不思議です。
私も無理はせず必ず迂回します。
怖い思いをした人はきっとそうすると思います。
テトラでサンダル&短パンはかなりヤバイと思います。雑誌社があんな写真を載せているのも不思議です。
Posted by つりらー at 2007年07月14日 22:27