記憶に残る釣行 手取川サケ釣り編

つりらー

2007年07月23日 17:48



石川県にある手取川では数年前から、サケ釣りが解禁されるようになった。
行けば誰でも釣りが出来る訳ではなく、8月の中旬から一ヶ月程募集して、抽選の結果当選すれば調査の名目で釣りがやれるとゆうものだ。

http://www.incl.ne.jp/tedori-sake/index.html

これが始まってから数年はこまめに応募したものだ。
始まった頃は競争率も高く、釣り仲間はもちろん、釣りをやらない会社の仲間にも頼み込んで応募をしてもらっていた。本当はいけない事だが・・・。
ここ2~3年行かなかったのだが、ブランクを空けて、去年久しぶりに行ってみた。
ところが久しぶりに行ってみてが、それまでと釣るポイントが違う。
何か、大水のせいでそれまでのポイントは釣りが出来なくなったような事を聞いた。
深場が少ない。釣り可能区間のほとんどが膝下~膝上ぐらいの水深しかなく、サケが背鰭を出して泳いでる部分が多く、流れもほとんど無いような場所だ。
雨が降らず水が少ない時に釣行日を指定(応募時に釣行日を指定する)してしまっているのでなおさらだ。
いいポイントに釣り人がひしめき合い、少ない深場でサケを狙う。
北方(愛知の有名な管釣り)の日曜日よりも混雑している。
釣ってる場所も北方そっくりだ。
地元のおじさんが多く、ルアーをほとんどやった事の無い人も多い。
サケが口を使わないので、釣るのは素人では難しい。当日は底付近をスローリトリーブすれば、サケは食ってきた。
サケが食ってこないので、おじさん達は、竿を大きくシャクリ引っ掛け釣りしかやってない。たまに掛けても、弱い竿しか持っていないし、スレ掛かりなので走りまわられて、バラシてばかり。ルアーマンにもそんな人はたくさんいた。
引っ掛けるなら、ショアジギロッドぐらい持ってきて短時間で取り込んで欲しい。
釣行日は11月9日、当日は全体で66本。ルアーではオスが34本上がっているが、オスの20本以上は引っ掛け釣りによるものだと思う。(限りなく30に近い)

http://www.incl.ne.jp/tedori-sake/f-kako.html

釣っている光景はおよそサケ、マス釣りには見えない。
あれはトゥイッチングではない、冬ボラの引っ掛け釣りの光景だ。
私は朝のうちは浅場しか入る場所が無く、背鰭の見えるサケを狙い撃ちするしかなかったが、9時過ぎぐらいに深場に入れたので釣り上げる事が出来た。
当日は底付近を丁寧にトレースする事が出来れば、引っ掛けに走る必要もない。ちゃんとサケはルアーをくわえ込んでくれた。
やはり引っ掛け釣りと口を使わせて釣り上げるのでは、釣り上げた時の満足感が違う。
口を使わせる為のアクションが、結果的にスレ掛りになってしまう事もあるのだが、最初から引っ掛け釣りをやるのとは全く違うと思う。
サケ自体が活性の高い時もルアーをハタキ?に来るみたいで、それによりスレ掛かりも多くなるのだが、そうではなく引っ掛ける為に竿を強くシャクッている。。

もうすぐ今年のサケ釣りの募集も始まると思うが、去年のポイントの少なさを思うと、応募するべきか非常に迷う。ポイントが狭すぎて、満足に釣りが出来ない。それにプラスしてあの引っかけ釣りだ。
釣りをしていても、ストレスがたまってしまう。

ただ、去年の反省から新しい釣り方を思いついた。
それを試してみたい気持ちもある。
あんな小さな川で、あんな大きな魚が大量に泳いでいるのは、本当に不思議な光景だ。
今年もそれを見てみたい、釣り上げてみたい。
非常に悩むところです。

やっぱ北海道に行ってみたいな・・・・。  


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