遠征オフショア釣行22 夏枯れ??新しい群れ?

つりらー

2014年07月13日 03:07

火曜日に行ってきたので、全くその気がなかったが、どうやら台風が予想より早く通過し、出れそうな予報になった。
行く気は無くても、しっかりとアメダスで降水量だけはチェックしていたし、風も止んだし、降水量も、さほどではない。
行かない理由は無いね(笑)
行こうかと思ってたところ、はちさんからメール。
はちさん、Yassunさんが出撃予定だというので、ご一緒させてもらう事に。

道中、少し風があったが、この風は止むはず。案の定、現地に着いたら、程よい風になっていた。
一人で準備していると、Yassunさんが到着。少しして、はちさんも到着。
とりあえず準備が早く終わった自分一人で出発~~。



天候は晴れ。おそらく一日晴れ。そして暑くなるとの事。
干からびてしまうので、水分は5リットル持って行った。
風は、海快晴だとちょうどいい感じだけど、GPVの予報だと、干からびてしまいそう。
(写真は、少し前の写真です。当日撮ったのはピンボケでしたので。)

心配した雨の影響は、ゴミが漂っていないので、問題無い感じ。
程よい風も吹いているので、何やら釣れそうな感じ。
前回は朝一番に、PE0.8号でブチ切られたので、今回は強引にやり取り出来るPE1.5号でスタート。
インチクで探っていくが、とりあえず反応が無い。
朝一番、どうやら魚は動いていないようだ。
反応のある場所を、あちこち探っていくと、巻き上げでヒット。
最初は、アコウのいいサイズかと思って、根に巻かれたりしないように、ひたすらゴリゴリ巻いた。
っが、途中からあり得ないぐらいの強さでラインを引き出すようになった。
おおぉ!!これがアコウなら60UPだぞ!!
それとも違うデカ根魚か??
強い、無茶苦茶引く。アコウではない感じだし、青物でもない、シーバスでもない・・・・・。
何だ??
赤い魚体が上がってきた。



おおぉ~~、まさかの想定外の真鯛81㎝でした。
まさか真鯛が釣れるとは思ってもいなかった。
一体何が掛かったのか不思議だったが、なるほど、良く考えれば真鯛の引きだったわ(笑)
そうか、前回ラインを切っていったのも、アコウじゃなくこれかもな・・・・。

その後、反応が無い。
朝一番、幸いにもデカ真鯛が食ってきたが、それ以外全く反応が無い。
浅場のアコウ狙いは、後にするか。
移動する事に。

移動中、何やら鳥が騒がしい。
もの凄い移動が早くて追いつかないが、どうやら下で青物が動いているようだ。
鳥が水面に突っ込む気配は無いが、周辺でジギングしながら、いつでも追いかけられるに臨戦態勢。
しばらくすると鳥が突っ込みだした。
シラス付きか??
ガボッて出ている。出方からそうじゃないと思う。
試しにジグを放り投げ誘ってみると、ゴンっとバイトがあった。
おお!!シラス付きじゃない。このナブラ食うぞ!!

だが、あっという間に、沈んでしまうしお手上げ状態。
鳥も苦労してるわ(笑)

上で捕まえる事が出来ないので、鳥が旋回している周辺をジギングで探るとヒット。



おっし!ハマチ。
シラス付きじゃなく、ジグで釣れる状態であるようだ。
さあ、これからハマチ爆釣か?っと思われたが、その後、沈んでしまい、ハマチが全く行方不明。
鳥も散ってしまった。一瞬のハマチの地合いに遭遇出来ただけでした。

今日は、マグロタックルも持ってきている。
状況が良ければヒラマサを狙おうと思っての事だが、風、潮の流れともいい感じなので、とりあえずデカイのは釣った事だし、ハマチは地合いが終了した模様だし、伸るか反るかでトップのヒラマサ狙いに変更。

・・・・・・・・・1時間半経過。

ノーバイト。
まっ、こんなもんだねぇ~。
ポイントも分からず、やみくもに投げて、根周りのヒラマサを捕らえるのは至難の業だね。

ジギングに変更して探っていく。
潮が段々と、ぶっ飛んできた。風の向きも同調して、ボートが流れる速度が、2.5~4.5キロぐらい。
何度も何度も、GPSの数値が時速4キロを超えるのを見た。
最高4.7キロだったかな?とにかくボートが流されるのが早い。
だが、ジギングでも反応が無い。流されるのはありがたいが、ちょっと早すぎるかな・・・。
ではっと言う事で、沖の根周りを叩いてみて、駄目ならヒラマサ狙いは一旦終了する事にしよう。

そして、根周り一流し目。潮早過ぎ(笑)
あっという間に流れ去り、再び戻り二流し目。
流していると底付近に反応が出てきた。
着低からワンピッチでシャクリ上げ、3シャクリ目にドスンと来た。
おっし!狙い通りヒラマサか??
ヒラマサっぽい引きもするが、そうでない引きもする。
何だ何だ?っと思いながらファイトをし、ついに姿が見えたが、丸っぽいな・・・・。
無事ネットイン。



ああぁ~~、体が丸い。口角が角ばっている・・・・・。
ワラサ68㎝でした。
この海域にワラサが居るとは知らなかった。
真鯛といい、ワラサといい、想定外が多いなぁ~。
ワラサならまだいるでしょ?って事で、何回も同じ場所周辺を探るも、それ以降ノーバイト。

反応が無くなったし、さらに深場はどうか探ってみよう。
ジグで探っていると、ゴンっとバイト。
っが重みが乗ったところでフックアウト。
ジグでは、それ以降反応が無いので、インチクで探ると、これまたバイトのみ。
どうせレンコダイの仕業だろうが、乗りが悪い。
おまけに数も少ないようで、中々バイトが得られない。
乗りが悪いので、鯛ラバを試すと乗った~。



レンコダイ30センチ弱でした。
っがそれ以降反応無し。

どうしようっと考え、さらに沖の根周りを見に行く事に。
かなりの時間を掛けて到着。
鯛ラバのが食いがいいみたいだし、ここは鯛ラバからスタート。
数回目の巻き上げで乗った~~!!
ゴンゴンっとヘッドシェイク、鋭い突っ込み。
これ鯛だよ鯛。しかもいいサイズ。
もらった~っと思っていたら、30mぐらい巻き上げたところでポロって外れてしまった。
何てこった、千載一遇のチャンスだったのに。
くっそぉ~~!!
そのままフォールさせようとクラッチを切った瞬間に、ロッドが引き込まれた。
あ??外れていなかった??否違う、外れた瞬間に違う魚が食ったんだ!!

動画です。


最初バレた魚は真鯛だと思うが、バレた瞬間に食ってきたの魚。これは鯛じゃない。
引きからしてブリ族だ。引きの強さからしてハマチじゃない、ブリじゃない。これははワラサに間違いない。
PE0.8号なので丁寧?にファイトしてゲット。



一本目と同じくらいのワラサでした。
ワラサの群れが入ってきている?みたいだ。
だが、これまたその後は反応が無い。
今日は何もかも、単発ばかりだなぁ~~。

既に時刻は11時。時間も時間だし、そろそろ浅場のアコウでも狙おうかと思い移動。
途中、Yassunさんが居たので、深場にワラサの群れが入っているようだと話し、自分は浅場に向かったが、Yassunさんは沖へ行ってしまった。
ジギング船も到着しm青物気配が何だか濃厚だね。

浅場に居た、はちさんと合流し、浅場を探っていく。
何でもベイト絡みだと反応があるらしいとの事。
しばらく探っていると、ゴゴっとヒット。



よし!とりあえず本日初アコウゲットです。
あちこちウロウロして、アコウを探し、ポロポロ拾い釣っていく。
上がる時間を12時とし、あちこち探るのだが、バラシたりラインが擦れて切れたりと、ここで終わるわけにはいかないって思うようになる出来事が続き、12時に追われず。
さらに13時にも終わる事が出来ず、結局終わる事が出来たのは13時半でした。



鯛の部
真鯛80㎝1本、レンコダイ1本。
船上で真鯛を測った時は81㎝だったのに、後で測ると79㎝と小さくなってしまった。なので間を取って80㎝に下方修正・・・・。
まあどうでもいいけど。目標は11キロ以上です(笑)
ただ船上で測る時はクーラーの上に置いて測るんだけど、クーラーにドンっておいた瞬間。思わず、「小っさいなぁ・・・。」っと思ってしまった(笑)
11キロのデカ真鯛以降、デカ真鯛の感覚が、少しマヒしてるみたいです(笑)
真鯛キャッチは1本で、それらしきバラシが1本。レンコもキャッチは1本ですが、それらしきバラシが2本、バイトが2発だったかな?
数はどちらも少ないのか、食ってこないだけなのか分かりませんが、鯛狙いでは厳しいですね。



青物の部
ジグでハマチが普通に食ってくるのは想定外。ワラサが居るのも想定外。
一応、ジグで2本、鯛ラバで1本となってますが、あちこち色々な場所で色々な釣りをしてたので、分かりませんが、ワラサなら専門に狙ったら結構な数が釣れたんではないかな??
多分ハマチのが難しいと思います。
ハマチボイルの後は、2回地合いがあって、ナブラ、ボイルの後はイワシ?の鱗がギラギラ水中を漂っていました。
ただイワシでも、種類ですかね?いまいちハマチの活性が上がりきっておらず、ボイルしている中にルアーを放り投げればバイトは得られますが、あっと言う間に沈んでしまうし、待っていても出てこないし、苦労するナブラでした。



根魚の部
朝は地合いなし、昼前後から浅場に入って、何とか3本釣れました。
これ以外に、バラシが数発、ライン切れが1発ありました。
居る場所居ない場所がはっきりしていて、居る場所を探すのが難しい状態でした。



全員集合
総じて当たりが少ない一日である事には変わりありませんでした。
青物想定外、真鯛想定外、それらを抜いたら、夏枯れ~って感じでしょ?
魚が少ないなぁ~って感じで、流していても反応が無い場所、ある場所がくっきりと分かれてました。
ベイト反応があれば、何らかのバイトが得られるし、ベイトが居ない場所を流していても無反応。
反応さえあれば、比較的素直に反応があったのですが、その反応を見つけるのが、とてもとても難しかったです。
ソナーの付いている遊漁船なら、結構釣れるんじゃないかな??

真鯛1本、レンコダイ1本、ワラサ2本、ハマチ1本、アコウ3本、写真に載っているのが全てで、数釣りは難しかったです。
バラシは5~6回、バイトのみも5~6回はありましたが、レンコ鯛狙ってる時とアコウ狙いの時のみで、それ以外は沈黙する事が多かったです。
トップのヒラマサは、時間があれば専門で出撃したいですが、モチベーションを保つのが難しい釣りですね。
すぐに鯛ラバとかインチクとかを試したくなってしまう(笑)

そんな感じで今回も紙一重の釣果で、何だかいい魚が釣れましたが、厳しい状況である事には変わらない感じでした。
さあ、次のオフショアはマグロ狙いで~す(笑)

追記



ワラサでシーチキン作りました。
市販のツナ缶とは、全くの別物。マジで旨いです。
作り方は、自分で調べて下さい(笑)



真鯛、驚きました。
刺身で少し食べましたが、こんなに旨い真鯛の刺身は、間違いなく初めてです。
歯応えはありませんが、旨み、味、最高の食材でした。
っで写真は、カマから腹身をアクアパッツァにしてみましたが、普通のアクアパッツァの味付けでは、さすがに80真鯛の腹身と比べて味が弱いかなぁ~って思ってましたが、案の定弱かったので、白ワイン1リットル以上を煮込んで、ワインがほとんど無くなるまで煮込んで、力強い味付けにしました。
これならデカ真鯛の腹身の大味に負けず、味見しましたが旨かったです。
大味ってのは、味のバランスが取れていないから大味って言うんだと思いますが、こうやって力強い味付けをすれば、美味しく食べられると思いますよ(^^ゞ
自分的にお勧めは中華系。
エビマヨならぬ鯛マヨとか、エビチリならぬ鯛チリとか、チンジャオロースならぬチンジャオ鯛-ス?とかね。
片栗粉付けて、一度揚げてから味付けする、中華の料理法は最高だと思います。


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